Webコンソール
Webコンソールは、rdc CLIの全体をブラウザ上のUIで操作できるようにしたものです。すべてのCLIコマンドがコンソール上にフォーム、バリデーション、リソースピッカー、Runボタンとともに表示されます。別立ての「Web向け機能セット」というものは存在しません。コンソールはCLIコントラクトから生成されるため、CLIにあるコマンドはすべてコンソールにもあり、新しいコマンドも自動的に反映されます。
Webポータルの/account/consoleにあります。
利用条件
Webコンソールは有料機能です。有料プランには含まれており、Communityプランでは非表示になります。アクセスはロールにも紐づいており、組織の管理者が誰に見せるかを制御できます。
設定ストレージとの関係
コンソールは、暗号化された設定ストアからマシンやリポジトリなどのリソースを読み込み、その設定をブラウザ内でのみ復号します。つまり:
- ロックされている間でも、コマンドカタログ全体を閲覧し、任意のコマンドのフォームを開いてパラメータを読むことができます。これはセットアップなしで動作します。
- コマンドを実行しピッカーを使うには、まず設定ストアをアンロックする必要があります(パスキー、マスターパスワード、リカバリーコード。設定ストレージ参照)。Runボタン、リソースページ、リソースピッカーはいずれもアンロック済みセッションを前提とします。
復号済みのキーはブラウザのメモリ内にのみ保持されます。ページを更新するとコンソールは再びロックされ、30分間操作がないと自動的にロックされます。
リソースピッカー
アンロックすると、コマンドフォームの自由入力欄が、復号済みの設定から供給されるピッカーに置き換わります。マシン、リポジトリ、データストア、ストレージ、クラスタ、クラウドプロバイダー、バックアップ戦略などです。一部のピッカーはコマンドを実行してその場で解決されます。例えばマシン上のコンテナや、データストア内のスナップショットなどです。
ピッカーは連動してフィルタされます。マシンを選ぶとリポジトリピッカーがそのマシンに絞り込まれます。リポジトリの参照については、参照ビルダーが個々の選択から完全なname:tag@machineの形式を組み立てます。ピッカーはあくまでヒントであり制約ではないため、いつでも値を手入力できます。
コマンドの実行
ブラウザはSSHキーもマシンのアドレスも一切保持しません。Runをクリックすると、コンソールはコマンドの意図、つまりどのコマンドをどのパラメータで、だけを送信し、エグゼキュータが残りをすべて解決して実行します。仕組みとどのコマンドがこの方法で実行できるかについては、プロキシとエグゼキュータを参照してください。
設定を編集するだけのコマンド(例えばマシンのエントリを作成する)はリモートでは一切実行されません。コンソールはこれらを組み込みの設定エディタへルーティングし、変更は他の設定編集と同様に暗号化されてプッシュされます。
各フォームは対応するCLIコマンドラインも表示するため、コンソールで設定した内容をそのままターミナルやスクリプトにコピーできます。
コンソール内の移動
- リソースページ: マシン、リポジトリ、ジョブにはそれぞれ一覧ページと詳細ページがあり、関連するコマンドがアクションとして付いています。
- コマンドパレット: Cmd-K(Ctrl-K)を押すと、名前で任意のコマンドやリソースにジャンプできます。
- 実行履歴: 過去の実行はセッションごとに保存されるため、出力を見直したり同じパラメータで再実行したりできます。
関連
- 設定ストレージ、暗号化された設定ストアのセットアップとアンロック
- プロキシとエグゼキュータ、Runボタンの背後にある実行モデル